この記事の執筆者
フィットネスライター
坂口メイユイ
学生時代半年で-10kgのダイエットに成功。現在は健康的で引き締まったボディになりたいと奮闘中のライターです!
スマートフォンの使用時やふいに写真にうつったとき、日常生活のなかで気になることの多いあご回りのもたつき。
『二重あご』のお悩みは多くの方が抱えている問題ですよね。
今回は二重あごになってしまう原因からおうちで簡単にできる二重あご解消方法までご紹介していきます。
お悩みの方はぜひ参考してみてくださいね。
二重あごは解消できる!
結論からお話ししますと、簡単なマッサージやトレーニングで二重あごは自宅で改善することができます。
まずはどのようなことが二重顎の原因になっているのかを見ていきましょう。
どのような原因から二重顎になっているか知ることで、どういったトレーニングがあっているかを確認しやすくなります。
なぜ二重顎になるの?
まず一番みなさんが思い浮かべやすい原因は『脂肪』ではないでしょうか。
やはり「少しお肉がついてきたかも…」というシチュエーションで二重顎が気になりますよね。
しかし、体重は変わっていないのに顎まわりがもたつくという方も多いようです。
そんな時に考えられるのが『姿勢によるむくみ』。
ここ数年でスマートフォンが普及し、『スマホ首』や『スマホ巻き肩』といった姿勢の悪化も多く話題に上がっていますよね。
スマホ使用時に猫背になってしまう…という方も多いようですが、実は全身のリンパの流れが悪化してしまい、二重顎や顔のたるみの原因にもなってしまうのです。
他にもストレスによる『食いしばり』も二重顎になってしまう行動の一つ。
無意識に出てしまうことも多く、寝ているあいだに強く歯を食いしばってしまっているかもしれません。
ではどのようなトレーニング・マッサージが効果的なのでしょうか。
今回は5つの方法をご紹介していきます!
改善法5選
- どこでもカンタン舌骨筋群トレーニング
- 広頚筋のエクササイズ
- えら張りにも効く!咬筋ほぐし
- 滞りやすい顎関節のリンパ流し
- 顔ヨガでフェイスラインスッキリ『トカゲの舌』
①どこでもカンタン!舌骨筋群を鍛える
舌骨筋群(ゼッコツキングン)とは、首の真ん中付近にある舌骨につながる筋群の総称。
そんな舌骨筋群を簡単に鍛えることができるトレーニングをご紹介します。
マスクの下で気にせずおこなうことができますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
- 舌を上あごに力いっぱい押し当てる
- その状態で10秒キープ!このとき、顎の裏を触ってみて固くなっていれば効いている証拠です。
- 歯とくちびるのあいだを舌でなぞります。
- 左右10回ずつ回していきましょう!
以上、これだけ。とてもお手軽ですよね。
時間があるときに3セットほどおこないましょう。
②広頚筋のエクササイズ
しわ、たるみなどのお悩みを解決するため、広頚筋(コウケイキン)という筋肉にアプローチする美容法があるのだとか。
フェイスラインの下から鎖骨近くのあたりに存在しているため、リフトアップに効果的な筋肉ではないんだそう。
しかし、放置していると二重顎の原因となってしまう場合もあるんだそうです!
簡単なエクササイズで鍛えることができるので、一緒にやってみましょう。
- 正面を向き、その状態から5秒かけて上を向く
- 下唇を天井に向かって突き出し、さらに上唇も同じように突き出す
- 5秒キープする
デコルテ付近の血行不良の改善も期待できるエクササイズなので、スッキリとした首回りと同時に血色感のあるデコルテも手に入るかもしれませんね。
③咬筋をほぐす
特に『えら張り』に効果的と言われている咬筋(コウキン)ほぐし。
ストレスで歯を食いしばりすぎてしまう方におすすめのマッサージです。
ちなみに咬筋が凝っているかどうか確認する方法があるのでご紹介します。
歯を食いしばってそのまま『い』の形にしてみてください。
この時にえらがぼこっとして気になるようでしたら、咬筋が凝っている証拠。
今から紹介するマッサージを一緒におこなっていきましょう!
- 手をグーの形にする
- 咬筋(頬骨の下)にあててくるくるとマッサージする
- 30回ほど回した後、こめかみからデコルテにかけて老廃物を流していく
ここが固いと痛くなりがち。
少し痛いけど気持ちいい!と感じるくらいの力加減でおこないましょう。
④顎関節リンパを流す
顎の関節はゆがみやすく、リンパが滞りやすい部分。
適度なマッサージをおこなうことで、顎部分と合わせてフェイスラインもスッキリして見えますよ。
- 親指を顎の裏のくぼみにあて、まげた人差し指とでフェイスラインを挟む
- そのまま耳の後ろまでゆっくし流していく。
- 軽い握りこぶしを作り、先ほどマッサージした部分より少しにあてる
- 関節部分であごから耳の近くまでをゆっくり流す
- 手はそのまま、口角から頬骨の下、こめかみと、噛み合わせの部分をほぐしていく
それぞれ左右1分ほどおこないましょう。
また、滑りが悪いとお肌に負担がかかるので、マッサージオイルや乳液などを使用してから始めてくださいね。
⑤顔ヨガでフェイスラインスッキリ『トカゲの舌』
顔の表情筋を鍛えて血行不良、たるみなどのお悩みを解消していく『顔ヨガ』。
自宅で簡単に始められると多くの世代の方から支持を得ていますよね。
今回は二重顎に効果的な『トカゲの舌』をご紹介していきます。
- 天井を向き、舌を上に突き出す。そのまま5秒キープ!
- さらに余力がある場合は、鼻に舌をつけるイメージでクイッと舌を動かす。5回おこなう。
舌をとがらせて三角形になるようにしていきましょう。
「上手にできない…」という方は、鏡の前で舌を三角形になるように練習してみましょう。
舌を鼻につくように上げる、下げる、上げる、下げるを繰り返していくと、うまくできるようになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は二重顎の原因や改善方法をご紹介していきました。
無理なくおこなえるものを毎日コツコツやっていくのがおすすめですよ。
マッサージやエクササイズはどれも日常に取り入れやすいものだと思いますが、顎関節のゆがみや姿勢はなかなか直しにくいもの。
今回ご紹介した改善方法と合わせて、普段の生活でも原因となり得るものが改善できるように気を付けていきましょう。